15歳でピアノを始め音楽芸大へ

私自身、晩学で、ピアノを習い始めたのは高校1年生の時でした。


子供のころから音楽は好きで、小学校5年生の時に放送部へ入部し、好きなレコードをかけて
音楽を楽しんでいました。

中学3年の時に合唱部に入部し、音楽の楽しみをさらに知っていくものの、
高校は工業高校に進学しました。

しかし「このままで良いのだろうか?」という思いがふつふつと出てきて、
高校1年の冬に、音楽の道に進むことを決心しました。

高校を中退し、そこで初めてピアノを習い始めたのです。

さすがに半年でピアノ科への道は厳しいと先生に言われ、
合唱部の経験を生かし、声楽で高校に行くことになりました。


それでも、高校に入学する頃には声楽よりピアノの練習を多くするようになっており、
高校2年でピアノ科に転向しました。

その高校時代に、どんな難曲でも3日ほどですらすら弾けてしまうほどの優秀な先輩との
出会いがありました。

彼がいったいどのように練習しているのか、
その練習風景を見るだけで参考になり、また、時には難しい箇所の部分練習のやり方について
1、2度教わったこともあります。

いろいろな方の教えもあり、大学は芸術大学ピアノ科に進むことができました。
晩学ということもあり、人一倍、練習は工夫しました。

ピアノが上達する生徒としない生徒の違い

芸大を卒業後、楽器店に勤めながらピアノを教え始めました。

そこですぐにわかった事は、
ピアノがめきめき上達する生徒と、それなりの生徒がいるという事。

その違いは、練習の仕方の違いにありました。


しかし、ピアノの練習法がとても大切だとわかっていても、
それを習う機会、教えてくれる機会がほとんどないのが現状です。

効果的な練習方法を知らないのが当たり前なのです。


自らの経験で、ピアノの実力のほとんどは、日々の練習の仕方にかかっているとわかっていましたから、生徒にもその練習の仕方を指導しました。

ある練習法を伝えると、今まで、レッスンで指摘ばかりしていた子が、
次の1週間後のレッスンで、ほぼ完ぺきに曲を仕上げてきたのです。



深谷直仁
深谷 直仁
15歳よりピアノを始める。
高校の途中でピアノ科に転向。作曲・編曲にも興味を持ち、多数手がける。
ピティナ・ピアノコンペティション、ショパンコンクール・イン・アジア、スタインウェイコンクールなどの審査員、ピティナ・ピアノステップのアドヴァイザーを勤める。
日本各地で「ピアノ練習法」などのセミナー講師を担当し、好評を得る。
ピティナ・ピアノコンペティション・指導者賞を30年連続受賞。
門下生に、田村響(ロン・ティボー国際コンクール優勝)、斎藤龍(ブラームスコンクール第3位、東京芸術大学講師)、深谷亜希(ピアニスト、オルガニスト)などがいる。

マイナス練習というものがある

まず知って欲しい事は、練習にはマイナス練習というものがあるという事です。

自分では練習して上手くなっているつもりが、逆に下手になっているとしたら、
それは怖い事ですよね。
その下手になってしまう練習のことをマイナス練習といいます。

例えば、譜読みの最初から“表現”について何も考えていなかったら、
それは表現についてマイナス練習になります。
ただ単に間違えずに弾けるようにする練習は、マイナス練習の典型的な例です。

練習すればするほど、表現などについてマイナスの癖がついてしまうのです。

このような事例は他にもいろいろあります。
いろいろな所に“マイナス練習”が横行しているのです。

なんとなく練習している人は、マイナス練習を数多くしています。
読譜がなかなか終わらない、一向に上達しないといった原因の1つはそこにあります。

ピアノ上達の第一歩は、そのマイナス練習を認識し、様々な方法で減らして、
プラス練習を行なうことです。

練習のストレスを減らす

「ピアノは好きだけど練習が嫌い。」
「練習が続かない。」

という方は“練習ストレスが強い”傾向にあります。

練習ストレスとは、基礎力が不足して、読譜などでかかるストレスの事です。
ところが、自分自身にストレスがかかっているかどうかも知らない方が大勢います。

ストレスが強いと、表現の練習までなかなか行きつかず
練習した所の記憶もどんどんなくなってしまいます。

ピアニストの多くは、この練習ストレスが少ない傾向にあります。
練習ストレスが少ないので、練習が楽に長時間できるのです。

この練習ストレスを減らす方法はあります。

練習ストレスを減らすことができると、効率よく楽しく練習ができ、
ピアノの上達が早まります。

ピアノ上達練習法

今回、ピアノを効果的に上達するためのピアノ上達練習法をご用意しました。

どういう事かと言うと、本当にピアノを上達したい方のために、
効果的に上達するための練習法、上達法をお教えするということです。

学生時代に出会った先輩の練習法、先生から教えていただいた奏法、様々な生徒を教えた経験、
自分自身の長年の試行錯誤、それらから生まれたピアノ上達法、練習法を全て、わかりやすく
1つの教材の中で公開しました。


それが、今回の教材「深谷直仁のピアノ上達練習法」です。

その内容の一部をご覧ください。

深谷直仁のピアノ上達練習法

深谷直仁のピアノ上達練習法は、A4 165ページの教本とDVD 2枚によって構成されています。

教本 (A4 165ページ)

checkピアノの実力のほとんどは練習にかかっている
ある心構え1つで確実に実力の伸び方が違う。ある心構えとは?

checkマイナス練習を減らして上達する
多くの人が気づいていないマイナス練習を減らして、プラス練習を増やす方法

check練習ストレスを軽減する
練習をさまたげる練習ストレス。放っておくと記憶が消滅し、ピアノ練習が嫌になる。
練習ストレスを、どうやって軽減するか。
練習ストレスが少ないと音楽表現に集中でき、効果的な練習ができる。

check部分練習ではなく要素練習をする
いくつもある練習要素に気づき、それぞれについてプラス練習を行う方法。
まず行うべき6つの要素練習について。音楽表現・テクニック・読譜に関する練習要素の具体例 など
ピアノ譜例1
※この楽譜の中にテクニックの練習要素だけでも6つあります。

checkなぜ練習したところが1週間で戻っているか
悪い癖が戻るのを防ぐ練習法。

checkピアノの上手・下手が決まる練習について
演奏が上手い人はこのような練習をしている

checkどのような練習がどのくらい必要か
テクニック・メカニックの練習、基礎練習、曲のプラス練習をどの位したら良いか。

checkスケールの練習法
何を目的に、何を意識してスケールの練習をするか。

check本番の演奏を上達させる練習法

check音楽的なムードとタッチの練習法
カンティレーナ、スピードタッチ、ハーフタッチ、マルテラートのタッチの演奏のコツなど

check表現の練習法

check耳を肥やす
よい音を自分で引き出す練習法

checkテクニック、メカニックの練習法
腕、手首、指など様々なテクニック・メカニック練習法

check脱力、テンポアップ、持久力アップ

check難しい箇所を弾けるようにする様々な練習法
単なる繰り返し練習では時間の無駄。効率よく弾けるようにする。

check脳の開発法
脳を鍛え、より多くの事を速く処理できるようになる。

check指の瞬発力をアップさせる方法

check練習モチベーションを上げる方法

check本番までの準備の仕方
本番1ヵ月前からの練習法。この方法でより演奏が磨かれる。本番直前の確認について。
緊張との向き合い方など

check47の譜例を使った実践的な上達練習法
ブルグミュラー25の練習曲、ショパン練習曲、クレメンティー ソナチネ、ベートーヴェン ピアノソナタなど47の譜例を使用して、わかりやすく解説。

など。

DVD (2枚組 計235分)

◆講義(約50分)

check上達の速い人はどんな練習をしているか?

check失敗の後の行動で上達するかどうかが決まる

check良い練習方法とは
良い練習ができない理由とは?

checkマイナス練習とプラス練習
経験が少ないと、気付かないでマイナス練習をしてしまう。
マイナス練習に気付かないか気付くかで数十倍上達のスピードに差が出る。

check練習ストレスを軽減する

checkモチベーションアップ

checkメンタルトレーニング
演奏会で緊張をコントロールするには

◆実践(約3時間10分)

check弱点を発見し読譜を早くする方法

checkさらった曲を忘れないようにする練習法

checkテクニック練習法

check良い耳を作る→良い音を引き出す

checkムードとタッチの練習法

checkフレーズの表現法

check脱力法

check速いパッセージの練習法

check弱点発見法
弱点を素早く見つけ、どのように克服するか
難しいパッセージを早く弾けるようにする練習法

checkピアニストが実践する練習法

checkオクターブ、アルベルティ・バス、アルペジオの練習法

check脳の開発の実践
脳を鍛え、一瞬の処理能力を高め、反応を速くする

checkメカニック練習法
単調なテクニック練習を継続する工夫など

check効率よく読譜する練習法
良い記憶をすぐに定着させるには?時間を無駄にしない練習法、あるツールを使った効率よい読譜法など

check初見力アップ法

など。

このような市販教材にはない内容になりました。
※DVDは観賞用ではございませんので、音や映像にこだわる方は
申し訳ありませんがご購入されないで下さい。


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これまでこのようなピアノ練習法に関する教材というものはほとんどありませんでした。

このピアノ教材は深谷直仁が30年以上のピアノ生活の中で習得したピアノ上達のノウハウや練習法を知ることができ、 また、DVDによる実践的なレッスンを繰り返し見ることができたり、その価値は4万円、5万円と言っても良いかもしれません。

しかし、今回の教材出版の目的は、より多くの方にピアノの効果的な練習法や上達法をお伝えし、音楽の魅力、楽しみを 広げること、そして上達していただくことですので、14,700円 最終特別価格 12,700円でご提供することになりました。

ピアノ上達練習法pkg
※商品イメージです。
A4冊子 165ページ、DVD2枚組 計235分
  深谷直仁のピアノ上達練習法
お陰様で販売4,600本!在庫400本で販売終了となります。

お知らせ

※今、ご購入された方には特別に下記の特典が付いてきます。

ピアノ演奏の基礎

ピアノ演奏で大切な基礎部分についてまとめました。
初級読譜法、模様読み、和声の要素練習について、和音の転回など
(ネット配信動画で見ることができます。)

暗譜、即興演奏など総合力アップ

暗譜や即興演奏など総合力アップについて。
(ネット配信動画で見ることができます。)

1週間で音楽的に弾けるようになる方法

1週間で1曲を音楽的に仕上げる方法。
初見能力もアップし、本番の演奏力もアップするその方法について。
(ネット配信動画で見ることができます。)

幼児期のピアノ練習法

正攻法でやる気を引き出し、マイナス練習をさせない習慣を身に付けさせる。
練習時間の上手な取り方など。
(専用ページよりダウンロードできます。)

先生への質問 掲示板

ピアノ練習のプロ 深谷直仁にインターネット掲示板で質問ができます。
ご購入より3ヵ月の間、書き込み可能です。
期間中の質問回数の制限はありません。
他の読者が悩んでいる事、それらへの回答を見るだけでもためになると思います。

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最後に

リストが超人的なピアノのスキルを持っていたことは有名ですが、
ある時、「どうやってそのようなスキルを身に付けたか?」と聞かれると、
彼はこのように答えました。

「テクニックの練習をしたのではなく、練習の工夫をしたから
 自然とテクニックが身についたんだ。」


ピアノの実力のほとんどは、日々の練習にかかっています。

ただ、やみくもに練習するのでは、膨大な時間の無駄です。
ぜひ、効率よい練習法を身に付けて、ピアノ演奏の上達につなげてください。

1つでも良い練習方法を身に付けると、これからのピアノライフが変わってきます。

ピアノの練習は楽しいもの、そして、もっと効率よく上達できるということを実感されると思います。
ピアノがもっと好きになって、上達でき、新しい世界を体験されることを心より願っています。

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